いよいよです。渓流釣り、ヤマメ釣りの初釣行へ。
朝4時、M氏が迎えに来ました、最新のナビがついたレンタカーで。これで下見の時のように迷うことは無いでしょう。
今回、道具や仕掛けは全てM氏にお任せしました。予備を持っているということなので、まずは借りて、お試しです。私はフローターでのバス釣りをやってますので、ウエーダーはもっています。ただし、ラジアル底のヤツですのでかなり滑るらしいのですが、まあ、大丈夫でしょう。(この時は完全になめてました。)
あれやこれやと楽しく会話をしながら矢部川へ向かいます。朝早いですが二人とも当然のごとく興奮状態です。コンビニで食糧を調達する予定でしたが、「最後のコンビニでいいですよね?」なんて話していたら、どこが最後のコンビニか判らずに、気が付けば山の中。食糧調達失敗。
6時前、目的地に到着。
渓流というよりは里川の雰囲気ですが、「大きいのが釣れますよ!」という木下つり具さんの言葉を信じて、ここからスタートします。早速、準備に取り掛かりますが、M氏は「ミャク釣り」がメインだそうです。「テンカラ」の竿も持ってきていましたがまずは「ミャク釣り」から始めます。
仕掛けもわかりませんので、お任せで作ってもらい、準備OK!まずはM氏にお手本を見せてもらいます。渓流での歩き方や、仕掛けを入れるポイント、仕掛けの流し方など、話を聴きながら、真似をしながら、M氏の後からついていきます。
すると、
きました!M氏、福岡初ヤマメ!嬉しそうです!そりゃそうでしょう、三年ぶりのヤマメですから。20cmほどの立派なヤマメ。(近影を撮り忘れた・・・)
持って帰って今晩のおつまみにするようで、締め方も見せてもらいました。
さあ、今度は私に先行させてもらいます。レクチャーを受けながら、アドバイスを受けながら、釣り上げっていきます。すると・・・来ました!
ピクピクっとアタリがあり、そっと挙げてみると・・・ヤマメだ〜!人生初ヤマメ。小さいですが綺麗な魚体。うれしー。
二人で釣りに行くと、片方がボウズということが多い気がするけど、とりあえず二人とも釣りました。そのあとは交互にポイント探りながら、釣り上がります。渓流釣りでは基本的に川の下から上へ釣り上がるようです。なぜかと言うと、川の魚は上流の方を向いていて、流れてくる餌を食べるから。
M氏はその後も順調に釣り上げますが、私はさっきの一尾だけ。完全にビギナーズラック。
飽きた訳ではありませんが、釣れないので、次はテンカラを教えてもらいます。M氏は道具はあるものの、あまり得意では無いようです。難しいらしい。
実はyoutubeでの事前調査?でテンカラに興味が湧きました。毛鉤を水面や水面直下で流して釣るようで、ヤマメが飛び出してくることもあるとか?そうです、私がやっているブラックバスのトップウォーターの釣りに似ているようです。あのハラハラ感、スリル感はたまらないのです。揃える道具が少ないのもいいですね。
M氏に準備をしてもらい、早速キャスティング。
ですが、難しい・・・。普段はグラスロッドに1オンス前後のルアーを投げてます。さっきのミャク釣りの時もですが、渓流釣りの道具は軽い。ましてテンカラはオモリも付けずに毛鉤だけで振り込みします。しばらく感覚が掴めませんでした。
何とか振り込みできるようになり、ポイントにも毛鉤を着水させることもできるようにはなりました。たまに。ほとんどは、木の枝に毛鉤は引っかかるし、竿に絡みつくし、毛鉤がどこを流れているのかも判らないし。これは想像以上に難しい。
当然、ヤマメのアタリなんか、わかりません。
さて、お昼近くになりました。コンビニでの食糧調達も失敗したし、M氏も久しぶりの渓流、私も初めての渓流で疲れました。正直、こんなにキツイとは思ってなかった。ちょうど大きな堰堤に突き当たりましたので、ここを最後にします。
M氏が真剣に狙いますが、反応なし。ここで納竿です。
いやあ、いい釣りでした。初ヤマメもゲットしたし、綺麗な空気、澄んだ清流、鮮やかな新緑。これはハマりそうです。
帰りは浜勝で釣り談議をしながら、昼食。M氏ありがとう。またよろしくお願いします。